MICHIZANEです。
これまでさんざんバイブルと言ってきた荘司雅彦さんの『中学受験BIBLE』。
とくに勉強法については、ご自身の東大受験・司法試験での効率的なノウハウをまとめた本がベストセラーになるほど洗練されています。
一体どんな内容なのか?

『中学受験BIBLE 新版』(→amazon)
例えばBIBLE112ページには、必ず役に立つ「5項目の方法論」という項目があります。
具体的には、以下の目次の通り。
一つ一つが理論に基づいたもので、ぜひみなさんも取り入れてほしいのですが、さて受験をおわって読み返して、どれだけできていたか確認してみることにしました。
まず、五感をフルに使うこと
自由帳をたくさんかって書きまくる。
大きめのホワイトボードを買って部屋にかけて、子どもに問題の解き方を説明させる、しりとり、などです。
書きまくることは、サピックスに通っていたらそれだけでクリアです笑
しりとりはやりませんでしたが、CDをつかった憲法の条文、年号の暗記はかなりやりました。
ホワイトボードも紙タイプのを買い、こちらはお蔵入りです。
同じ科目ばかり続けてやらないこと
同じ作業ばかりをすると記憶力がどんどん低下する――それが脳の仕組みです。
KOMACHIは社会が好きなので「算数やったら社会やっていいよ」などと、社会を間に挟む形で複数科目をこなしておりました。
「スキマ時間」を活用すること
正直、子供には結構難しいと思います。
食事前に5分程度で解ける問題をコピーしてテーブルにおき、それができたら「いただきます」にする――荘司家ではそれぐらいやっていたそうです。
我が家ではお風呂でのみ「問題だしてだして」と言われたのですが、お風呂には問題集が持ち込めないので、社会それも歴史の問題ばかりになってしまいました。
字はていねいに書くこと
みずからの文字が読めずに、計算を間違えるという、マンガのような展開はみなさんもお持ちではありません?
「きれいな字」でなく「ていねいに」がポイントです。これも早い時からの習慣化しか道はありません。
教材の再利用を考えること
荘司さんの場合は、教材をテープに吹き込んでオリジナル音源教材を作ってしまった(その一部がBIBLEオマケの歴史CDです)。
私には、到底そんな真似できません。
そこで、再利用とまでは言えないかもしれませんが、消しゴムとポストイットを大量に買ってきました。
間違えたところを消して付箋を貼り、しばらくしてから間違えたところをとかせることはやりました。
ただ、全部をやり直す時間は到底ありません。
てなわけで100%達成できずとも、無事に御三家で合格をいただけました。
BIBLEはバイブルとはいえ、全部すべてマスターしないとダメではなく、適宜合う部分を取り入れていけばいいと思います。
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