10月になりました、歴史研究者のはしくれMICHIZANEです。
まだまだ日中は暑いですが、朝夕はすっかり寒くなりましたね。
KOMACHIのテンションを上げるため「あと◯日」という日めくりカレンダーを手作りしたところ、なんと逆効果。
「こんなにあるなんて我慢できない!」と、この期に及んでテンションが下がったりしている今日この頃です。
そうかと思ったら先週のテストで第一志望群の女子御三家合格率が40%から70%へと跳ね上がり、またテンションが復活するなど、かつて偏差値20台という大記録を出したことも考えると、親としても感無量です(こういう油断が良くないんですよね……わかるのですが……)。
関東においてはSAPIXが難関校における合格実績の上位を占めています。
その強みは反復にあります。
子どもだけでなく大人も含め、人の「脳は忘れるもの」という脳科学の前提。
一度やっただけで完全に記憶できる人はいません。
いたら、いたで、逆に病気です。
ところが親は「先週やったでしょ!なんでまた間違えるの」と感情的になりがちです。
特に、受験勉強はじめたばかりの4年生や5年生の親は注意したいところ。自分たちも反復の末に、目の前の問題が当たり前になっているんですしね。
SAPIXは、忘却を前提で、4年から6年の間に何度も同じことをやります。
それをスパイラルなんちゃらと。算数や社会では5年生までにすべての項目を一度特急で学びます。それを6年生で繰り返すわけです。
なので、SAPIXは6年生から入ってもワケワカメだと思います。
これは中高一貫校でも同じで、高校2年生までにすべてのカリキュラムを終え、3年生はその復習をすることになっている、でしょう。
やっぱりこのやり方の効果は圧倒的で、四谷大塚も今年度受験、つまり今の6年生から取り入れています。
今年度、四谷大塚(や教材が同じ早稲田アカデミーなど)の合格実績があがれば、皮肉なことにSAPIX式の正しさがSAPIXの合格実績の相対的な低下によって証明されることでしょう。
ところが、このすばらしいスパイラル(らせん)方式。1か月ごとに間違えた問題をやればいいという単純さながら、管理は非常に大変です。
そこで使えるのが、グーグルカレンダーです。
以前にも申し上げましたが、グーグルのサービスなのでもちろん無料。
グーグルカレンダーで、その日、その日、間違えた問題を記録して、「繰り返す」というボタンをおして、1か月ごとに設定すれば、1か月後、2か月後、3か月後のカレンダーに予定として出てきます。
うちでは、毎朝の小問をこれでやっています。
ホントはすべての問題でできればいいんでしょうけど、時間がない!
1週間で間違えた(1か月前などのも含めて)のをまとめて、週末にやります。
例えば今週はこんな感じです。
【漢字】
施す
猶予する
懸念する
捜索を阻む雨
関係をシュウフクする
本をハイシャクする
けんかのチュウサイに入る
失敗をソウサイする
本校のエンカクを知る
東京で父のチキと出会う
気温の変化がイチジルシイ
式典をキョコウする
シッソに暮らす
父はゲンカクな人だ
ナマハンカな決意ではきっと成功しない
包丁をトグ
雨天ジュンエンする
Q)
「お客様にメッセージがとどいてます」を漢字2文字で
→(伝言)でんごん
【社会(歴史)】
外国船打ち払い令 1825年……いやにごうきな打ち払い令
水野忠邦 天保の改革 1841年……天保のおひがらはよい改革じゃ
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