こんばんは。歴史研究者のはしくれMICHIZANE(PN)です。
ツイッターなどをながめていると、1日~2日の週末でオールフィニッシュです!という受験生も多いようですね。お疲れさまでした。
平日になり、学校がはじまると、中学受験の親は、頭の回転のいい午前中のゴールデンタイムを学校の授業にとられてしまうことに内心忸怩たる思いをしているのではないでしょうか。
「学校など行かずに、家で勉強しておいたほうが……」ゴクリ
しかし、そんな悪魔のささやきを我慢するのも、親の務めかもしれませんね。
上の位にある者も下の者もこぞって利益を貪ることだけに熱中すれば、国家は必ず滅びる
これは、かの吉田松陰先生が囚人となっていたときにほかの囚人に「孟子」を教えたときの一節です。
と、歴史研究者のはしくれらしく、偉そうなことを言ったところできのう予告した本題にいきましょう。
5年生で数学やりすぎて国語が低調 原因の一つは「漢字」
娘のKOMACHIは、国語がどちらかというと低いです。ほかの3科目と比べて偏差値で10くらい低いのが通常。
はたしてなぜかと、過去のテストを見直すと、2つの原因らしいのが見えてきました。
ひとつは明白でした。漢字です。
実は、小町は四谷大塚をやっていながら、心情的にはSAPIXのスパイラル方式にシンパシーを感じています。(四谷も最近、導入したようですが)
5年生のときに、6年生までの内容を一度すべて教えて、6年生で一気にそれを繰り返す方式です(詳しくは適当にぐぐってください)。
脳科学的に、人は必ず忘れるものなので、忘れることを前提にした画期的な方式でした。昔は、一度やったことを忘れると「気合が足りない!」と怒られるという、脳科学に即していないやりかただったんですけどね。
そのため、KOMACHIも夏休みや冬休み、そして週末を利用して、算数をドンドン前倒しでやっていました。
おかげで、算数については、まあまあ上位につけるようになりました。
しかし、その犠牲となったのが、漢字でしたね。これも反復学習が必要です。
で、あわてて、1月下旬から、漢字の問題を毎晩、寝る前に20問、朝のご飯を食べながら「エア筆記」で5問やっています。
教材は定番の『中学入試でる順漢字3500(→amazon)』です。
やってみて、結構びびります。1割くらいができない、まだ標準問題なのに。
スパイラル方式からすると、1か月、3か月、半年後と間違ったことを繰り返すので、1年間かけて取り組まないといけません。
国語2つ目の課題とその対処については、また次回に。
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